21世紀に入り、地球温暖化、エネルギー・資源価格の高騰、高齢化など、数多くの困難な課題が顕在化してきました。今後は、地球温暖化を抑制するとともに、エネルギー・資源のセキュリティを確保しつつ、経済発展を実現させる必要があります。
そのような背景のもと、当研究室では、社会における人間活動の動態をモデル化し、システム分析手法に基づき、サステナブルな社会の構築に取り組みたいと考えております。マテリアル工学を基礎に、ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment, LCA)、マテリアルフロー分析(Material Flow Analysis, MFA)、システムダイナミクス、意思決定法(最適化手法)、リモートセンシング、画像処理、フィールド調査など利用可能なあらゆる技術を駆使し、上記の課題に取り組みます。また最近では、湿式法を用いた、使用済み電子機器からの貴金属、レアメタル回収技術の開発に取り組んでいます。
下記の動画サイトにて松野教授および当研究室が紹介されています。
最新情報
- 2019.12.04
- 千葉大学HP「特色ある研究活動の成果」に松野教授が紹介されました:http://www.chiba-u.ac.jp/research/coe_gp/result/engineering/au.html